逆光のシャドー部を明るく補正
// 2009年11月15日 // コメント (2) // デジカメ
良い悪いとか好き嫌いは別にして、画像編集ソフトNikon Capture NXに搭載されている「D-ライティング機能」の実力と可能性と確かめる実験です。
取説には「D-ライティングは、適正露出の部分を損なわず、露出不足、逆光、フラッシュ不足を修正し、シャドーとハイライトの細部をくっきりさせます。(以下、略)」と記載されています。
最近のニコンカメラに搭載されているアクティブD-ライティングが撮影時に上記の処理を行うのに対して、Capture NXの「D-ライティング機能」はノーマル撮影された画像の後処理となります。
●最初に撮影した写真を縮小しただけの元画像
左下のホワイトラインと太陽に近い空の部分が白トビしないようにアンダーで撮影しています。

次に、Adobe Photoshop CS3で編集した画像とCapture NXで編集した画像を載せますが、その前に確認するポイントを記します。
・青枠:次の2枚の画像のこの部分の明るさを合わせるように編集
・赤枠:空のもっとも明るい部分の変化を確認する
・緑枠:黒つぶれ気味の部分を見やすく
・オレンジ枠:木の葉の彩度を強調
●Adobe Photoshop CS3で編集した画像

●Capture NXで編集した画像

この時のD-ライティング機能の設定は次の通りです。

Photoshop CS3とCapture NXの違いについては見て判断してください。Photoshopでももう少し調整すれば彩度をくっきりさせることが可能です。
今回の実験で、逆光などの厳しい条件下での撮影では若干アンダーで撮っておけば、後処理で何とかなるということが確認できました。
最近のデジカメは大容量のメモリーカードが使えるので、メモリー容量を気にすることなくオートブラケティング機能を使って、一度のシャッターで露出値の違う3枚を記録することができます。
ニコンのカメラなら、アクティブD-ライティングをオンにしておけば、さらにいい結果が期待できるでしょう。
また、かつて撮った写真でもNikon Capture NXの「D-ライティング機能」で編集すればソフト上で見違えるような見栄えの写真に編集できそうです。


Sonyのα550にはオートHDRという機能がありますけどどうでしょう?
◇GACHAさん
ソニーαのオートHDR機能も話題になっていますね。
撮影画像を見たことがないので何とも言えませんが、露出をずらした2枚の画像を連写してカメラ内部でHDR処理しているようです。
ニコンのアクティブD-ライティングよりも、よりHDRらしい処理方法という印象です。